
自動車関連の業者といえば、自動車販売店や自動車修理工場、カー用品店などを思い浮かべることでしょう。その他にも色々なドレスアップを専門に扱う自動車関連ショップやボディーコーティングやクリーニングを専門に行っているショップもあります。このような様々な自動車関連の業者の中で、いま注目されているのがラッピングを行う業者です。アメリカから始まったカーラッピングは、2000年代に入り日本国内にも徐々に浸透してくるようになりました。
その大きな特徴は従来のペイントでは絶対に不可能だった写真や文字、特殊なデザインなどを、思いのままに車のボディに描くことができることです。これはペイントのように手で描くのではなく、パソコンから出力されたデザインを特殊なフィルムに印刷することができるからです。特殊なフィルムは伸縮性と強度があるので、車の表面に凹凸やカーブがあっても綺麗に貼ることができます。このラッピングによる広告を最も効果的に用いているのが路線バスです。
東京都を走る路線バスは最初にラッピング広告を始めたと言われていますが、その後地方にもあっという間に広がっていきました。広告収入が入ることで乗客の減少に頭を悩ませていた路線バス会社は、経営の改善を図ることができました。ラッピングフィルムは一度貼っても、また剥がすことができます。そのため広告の内容を変更したいときも作業が簡単です。
このこともペイントにはない大きなメリットとなっています。
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