福祉車両はレンタカーで用途に合わせて使いこなそう

福祉車両は現在ではウェルキャブ車と呼ばれ、軽クラスやコンパクトクラスから商業車両などの大型クラスまで様々なタイプが各自動車会社から発売されています。車両に乗りやすくするため、低い位置でステップが出てきたり、車椅子のまま乗るためのリフトや折りたたみ式のスロープが出て来るなど高齢者や障害者の移動の不自由が最小限になる様様々な工夫が見受けられます。自宅に車椅子の方がいるため常に必要な場合は別ですが、年に数回必要な方にとっては福祉車両のレンタカーがとても便利です。理由は2つあります。

1つ目は、車椅子のスペースのための座席が減ってしまうためです。8人乗りのミニバンクラスの車では、車椅子1台で3人分、車椅子2台では5~6人分の乗車スペースを使用します。車椅子使用時に座席を上げるタイプの車では影響がほとんどのない場合もありますが、最初から車椅子スペースが確保されている車だと座席の数が最大でも6人程度になってしまう事もあり、大人数の移動で支障が出てしまうからです。2つ目は、リフトやスロープの重量により燃費が低下してしまったり、後部リフトやスロープの重みによりブレーキが通常の車両よりも停止までの必要距離が長くなってしまうからです。

現在の福祉車両のレンタカーは多彩な車種を選ぶことができ、用途に合わせ車のタイプを選ぶことができるのが特徴です。気になる値段も半日レンタルで1万円以下、1日レンタルでも1万円台の物が多く一般車のレンタカーと大差のない値段でレンタルできる様になっています。使う頻度が少ないのであれば福祉車両はレンタカーがオススメです。

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